2021.05.12
セルロースファイバーで屋根部分の断熱が施工されました。
弊社の場合、多くが天井断熱ではなく屋根断熱を採用しております。メリットデメリットを挙げればそれぞれ一長一短はございますが、まずは小屋裏の空間を最大限生かすことが出来る事が大きなメリットとなります。天井断熱の場合、小屋裏として閉ざされてしまった空間は部屋の一部として利用する事が出来ずまた天井の高さも限られてしまう為、閉塞的なイメージが付いてしまいますが屋根断熱の場合写真の通り屋根形状に合わせ空間を最大利用出来る為、間取りによっては天井も高く出来て広々とした印象のお部屋にする事が出来ます。
ただし、屋根天井は太陽熱によって暖められた屋根の熱を直に室内へ伝えてしまう恐れがあります。その為、断熱材の厚みや排熱や湿気を逃がす通気層としての機能を備えておかなくてはいけません。弊社では屋根と断熱材の間に通気層を設け、上記の役割を果たすと共に、太陽熱によって暖められた屋根の暑さを直接室内に伝えない役割も果たしております。
春から夏へと日々暑さが増している中、お部屋の快適性を示す重要な要素と言えると思います。