2019.10.08
大谷 金秀
青梅市の現場が着工し、昨日基礎配筋検査を行いました。
弊社では構造計算を外部委託しておりますが年々鉄筋量が増える傾向があるように感じます。ここまで必要なのか!?というお声もいただきますが、全棟耐震等級3を目指しておりますので目に見えない基礎についても十分な検討をしている結果だとお考え頂ければと思います。
『青梅の家』はHEAT 20のG2レベル(5地域でUA値0.34)を想定した仕様としております。ここまでの仕様が果たして必要か?という話はまた別の機会にお話させて頂くとして、ここまでの性能にするために今回は基礎断熱の仕様を説明致します。
基礎幅150ミリに対して外側50ミリ(ビーズ法ポリスチレンフォーム防蟻タイプ)内側50ミリ(押出し法ポリスチレンフォーム)を立ち上がりに施工、底盤上に押出し法ポリを25ミリ敷き込んでいきます。
今回は底盤と立ち上がりの一体打ちではなく、2行程での打設を予定しておりますので打ち継ぎ部に気密剤を挟む仕様です。細かい話ですがこのようなことの積み重ねがc値の結果なら大きく影響してきます。
鎮め物も入れていよいよコンクリート打設です。