2021.01.19
こんにちは~!1月ももう後半。
緊急事態宣言は無事解除されるのか…まだまだ心配な日が続きますね。
子供の保育園では、幼児のマスク着用や歯ブラシの中止など、
先生方も試行錯誤し、頑張って保育をしてくださっています。ありがたいです。
また平穏な日が来るのを今はひたすらじっと待ちましょう(/ω\)
さて、そんな不安な話をしつつ、今日はもう少し不安な話をします<m(__)m>
前前前回あたりで、漆喰壁のお話をした際に
塩化ビニルクロスには、さまざまな有害化学物質が含まれていたり、結露がしやすいことからダニやカビの発生原因となります。
このあたりの話は次回じっくりと…
とフリだけして、年越ししてしまいました(笑)
今日はここについてしっかりお話ししようと思います!!
株式会社OKUTAでは「塩化ビニルクロス」を推奨しておりません。
使用をご希望される場合はインフォームド・コンセントを行っております。
インフォームド・コンセント…病院で聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
インフォームド・コンセントとは「正しい情報を伝えられたうえでの合意」を意味します。
塩化ビニルクロスを使用した場合に起こりうるリスクについてご説明したうえで、
選択していただくようにしています。
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「塩化ビニルクロス」のインフォームド・コンセント
①塩化ビニルクロスの原料「塩化ビニルモノマー」の発がん性
塩化ビニルクロスの原料である「塩化ビニルモノマー」には発がん性があります。
世界保健機関(WHO)の国際癌研究機関(IARC)の発がん性分類では、
最上位の「分類1(発がん性がある)」の対象とされています。
経年劣化して、塩ビ樹脂の微粉末が飛散し、吸引する場合があります。
②化学汚染
塩化ビニルクロスにはたくさんの添加物が含まれており
その中の揮発性有害化学物質が室内環境を汚染してしまいます。
これらは「環境ホルモン(内分泌かく乱物質)」と言われており
様々な病気を引き起こすといわれます。
③結露被害
塩化ビニルクロスはビニールのため空気も湿気も通しません。
通気性がなく透湿性もないため、室内外で温度差があると「結露」の原因となります。
④生物被害
カビは「温度・湿度・栄養・酸素」の条件が当てはまると発生します。
夏場の高温で結露が発生した壁内では、塩化ビニルクロスの接着に使うノリを
栄養としてカビが発生してしまいます。更にそのカビを餌にダニが繁殖していきます。
カビやダニはアレルゲンとなり、喘息やアトピーを引き起こします。
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価格も安く、色柄が豊富で一般的に広く普及している塩化ビニルクロスですが、
健康面で心配な場合は、非塩ビニルクロスや自然素材の内装材をお勧めいたします。
世の中には色々な建材が出回っており、メリットデメリットもございます。
正しい情報をもとに最適なものを選んでいただけるとよいなぁ・・・と思います!
私もまだまだ勉強中ですが、皆様に色々な情報を発信できればと思います(‘◇’)ゞ
小さなお子様からご高齢の方まで、多くの方に安心して住んでいただけるお家が増えますように!!