エアコン1台で家全体を暖める
普通のエアコンは各部屋の壁にかけて、その部屋を暖めるのに対し、床下エアコンは、1階から床下に半分潜る形で設置します。
床下を通して暖かい空気を家中に送り、エアコン1台で家全体を暖めます。
暖かい空気は上へと上昇する性質があります。
エアコンから出る暖かい空気が、床自体を温めるのと同時に、各部屋に設置されたガラリから上昇し、家全体をじんわりと暖めることができるのです。
家全体の温度ムラが無くなり、ヒートショック対策にも効果的
例えばエアコンの設置された部屋のドアを閉め切っていたとしてもドアの向こう側にある廊下やトイレ、洗面脱衣室なども暖かくなります。
それにより、家全体の温度ムラが無くなり、ヒートショック対策にも 効果的です。
床下エアコンを採用するうえで大切になるのが、気密性と断熱性。
床の断熱工法は基礎断熱である必要があります。また気密性が高くなければ、少ないエアコンで広範囲を温めることが難しく、設計力、施工力が必要となって来ます。
メリット
デメリット
冷たい空気の下へ落ちる性質を利用して家全体を涼しく
熱のこもる小屋裏をエアコンで冷やし、冷たい空気の下へ落ちる性質を利用して家全体を涼しくします。
吹抜けやシーリングファンを活用したり、必要に応じて、ダクトを使って居室へ冷気を送るような空調計画を行います。
メリット
デメリット
以下の条件で1年間の電気代の比較、設置後40年間のランニングコストを比較します
パターンA
パターンB
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1年間で電気代が 16,206円 節約!
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