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HEAT20G2グレード(6地域)を上回る断熱性能がLOHASTA homeの標準仕様
LOHASTA homeの標準仕様である「STANDARD QUALITY」でも、ZEH基準となるUA値≦0.6[W/㎡k]を上回るUA値0.46以下を確保しています。
これは「HEAT20 G2グレード」相当の断熱仕様に当たりますが、更なる断熱性を求める方のご要望にもお応えできるよう、
最高で、ドイツパッシブハウス認定を受けれるレベルの仕様と技術を有しています。
【ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは】
「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、
再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」を言います。
要約すると、断熱性能を上げ、LEDや高効率な給湯システム、HEMSなどの設備を導入することにより省エネを実現し、
太陽光発電システム等を使用して創り出されるエネルギーが、消費するエネルギーを上回るようにした住宅のことです。
経済産業省の省エネルギー政策の一つで、
「2020年までに、ハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数で、ZEHを実現する」という政府目標が掲げられています。
(株式会社OKUTAは平成28年にZEHビルダーに認定されました)
2009年に発足された「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」(Investingation committee of Hyper Enhanced insulation and Advanced Technique for 2020 house)の略称を指します。この団体は、研究者や住宅・建材生産者団体から成り立っており、住宅における更なる省エネルギー化をはかるため、先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を行っています。 「G1~G3」という独自の断熱基準「外皮性能基準」を提案しており、「HEAT20」は断熱の新しい基準の総称としても使われています。
断熱性能を向上させると、少ないエネルギーで家を暖めることができるようになります。
それによりエネルギー消費量、光熱費を大幅に削減することが可能です。
一般の住宅では、35年間で試算すると約896万円の光熱費がかかります。
その金額だけでも大きいですが、それだけ地球や環境に負担をかけていることになります。
「STANDARD QUALITY」はHEAT20 G2グレード(6地域)の性能を有したモデルとなります。
断熱材にはEMセルロースファイバーを標準採用し、サッシもオール樹脂Low-eペアガラスを採用しています。
STANDARD QUALITY でもトップランナー基準を上回る断熱性能があり、
気密性能を表す「C値」も基準値1.0㎠/㎡以内としています。(C値について平均実測値は0.5㎠/㎡)
構造についてもLOHASTA homeは全棟で構造計算を実施し、
耐震等級3を取得しています。
「HIGH QUALITY」は、HEAT20 G2グレード(5地域)相当である、
UA値0.45まで断熱性能を引き上げたモデルになります。
屋根には300mmのEMセルロースファイバーを施工し、
換気には弊社建材部門の【OK-DEPOT】のオリジナルダクトレス熱交換器、
「passiv fan」を採用し、換気時の熱効率もUPさせることでUA値0.45を実現しています。
付加断熱にはEPSを採用し、外部付加断熱と充填断熱で130mm以上の断熱層を確保します。
「ULTRA HIGH QUALITY」は、HIGH QUALITYよりさらに断熱性能を上げた、UA値0.26となるモデルです。
ドイツパッシブハウス認定基準相当となり、国内でもTOPレベルの断熱性能を有したmodelとなります。
屋根には400mmのEMセルロースファイバーを施工し、壁には100mmの付加断熱が施されます。
C値は0.4以下が基準値となります。
床下エアコンなども採用しており、室内の温度差が限りなく少ない住宅です。
ULTRA HIGH QUALITY案件は、弊社の研究機関である「OKUTAサスティナブル建築研究室」の技術顧問をしている
秋田の建築家「西方里見」氏に監修に入ってもらい、研究室メンバーも携わっていきます。
【2017年 ドイツ・パッシブハウス研究所よりLow Energy Buildingの認定を取得 】
Low Energy Buildingとは、
今後ドイツで義務化するといわれている省エネ基準に準拠した認定で、建物個々の解析結果・現場実証データを元に、
ドイツパッシブハウス研究所の性能基準に適合するものです。
私たちが取り組んでいるのは、超断熱高性能な住まい「passiv design」の家。
家の耐久性や耐震性を高めるだけではなく、断熱、太陽の光、風、地中の熱、自然素材、省エネ機器を効率よく取り入れ、家そのものの性能を上げることで、快適な暮らしの実現と地球環境への負荷も軽減します。その断熱性能は、環境先進国ドイツのパッシブハウス基準相当の数値も実現しています。
私たちは、こうした住宅の研究を常に推進させるために、専門の研究チームとして、「OKUTA サスティナブル建築研究室」を設立しました。
メンバーには技術部門の各リーダーを招集し、技術顧問として西方里見氏を招き、監修を頂いています。
OKUTAでは、技術顧問に住宅断熱の第一人者である西方里見氏を迎え、
エネルギー資源減耗時代を見据えた超断熱高性能な住宅として、
LOHAS studio の提供する【passiv design】を監修しています。
( 有 ) 西方設計代表 北海道室蘭工業大学で寒冷地建築、
青野環境設計研究所で木と木造住宅を学ぶ
【西方里見氏の受賞歴】
2016年 「エコハウス・アワード」エコハウス大賞 受賞
2008年 「サステナブル住宅賞」国土交通大臣賞 受賞
「東北建築賞」作品賞 受賞(設計チーム木)
「JIA環境建築賞」優秀賞 受賞(設計チーム木)
2007年 「木の建築賞」優秀賞 2作品受賞(設計チーム木)
2005年 「第19回秋田の住宅コンクール」優秀賞 受賞
2004年 「銘木大賞」大賞
「魅力ある秋田スギ活用住宅」最優秀賞 受賞
「秋田の住宅コンクール」最優秀賞 受賞
2002年 「秋田県優良木造施設等の表彰」受賞
「住宅月間功労者表彰」国土交通大臣表彰 受賞
2001年 「大地に還る家」 優秀賞 (財)住宅産業研修財団
2004~1987年 「秋田の住宅コンクール」 最優秀賞(5回)優秀賞多数
1999~1995年 「住宅コンクール」新住協 最優秀賞(3回)
1996年 「オフィスインテリア」 木高研 最優秀賞
1993年 「省エネ住宅賞」入賞 (財)住宅建築省エネルギー機構
1991年 「ハウジング大賞」大賞
1985年 「家づくり85」優秀賞(座長)建設省
建築知識(エクスナレッジ)2013年3月号 「日本の建築を変えた50人+α」に選出。
第3回サスティナブル住宅賞・国土交通大臣賞受賞、著書「プロとして恥をかかないためのゼロエネルギー住宅のつくり方」、「外断熱が危ない」、「最高の断熱・エコ住宅をつくる方法」