2026.09.17
横川 麻美
こんにちは。
施工監理の横川です。
前回引き続き、階段下の有効活用のご紹介です。
今回はトイレにした時の施工事例です。
天井の傾斜や独特の形状を活かすことで、普通のトイレにはない、こもり感のある落ち着く空間を作り出すことができます。

天井の傾斜に向かって光が広がる、ガラス製の意匠照明をチョイス。壁や天井に美しい光の陰影が映し出され、空間に奥行きとドラマチックな表情が生まれます。
また、下半分にAICAのパネルを採用。視線が下に向きやすくなるため、天井の低さを感じさせず、ホテルのような高級感を演出しています。
手前の壁面には、空間を圧迫しないスリムな埋込型の収納棚を設置。トイレットペーパーや掃除用具をすっきりと隠せます。

複雑な凹凸のある天井を、奥様の好きなブルーに。独特な形状がまるでオブジェのような立体的なデザインに見え、空間の主役になっています。
奥のカウンター部分に小さな窓を設け、明るく清潔感のある印象に。カゴや観葉植物をディスプレイする楽しさもプラスされています。
また、手洗い器付きのタンク一体型トイレを選ぶことで、狭い横幅でも動線をしっかり確保しています。

片側の壁と床にダークグレー・ブラックを配色。あえて暗めのトーンでまとめることで、階段下の狭さが「秘密基地」のような落ち着く空間へと魅力に変わります。
サイドには省スペースでありながら、手洗い器を設置。ブラックのパーツやアイアンのタオル掛けが、雰囲気を格上げしています。
天井が一番高くなっている手前側の壁面に、マリンランプ風のブラケットライトを設置。圧迫感を与えずに、手元を優しく照らす工夫が光ります。
階段下トイレは、
・照明にこだわる:壁や天井を照らすブラケットライトは、空間を広く見せる効果大。
・クロスで遊ぶ:狭い空間だからこそ、派手めのカラーや濃い色にも挑戦しやすい。
・コンパクトな設備を選ぶ:埋込収納やスリムな手洗い器で、床面積をできるだけ広く残す。
こちらを意識するとその場所ならではの他にはない空間を作ることができます。
間取りの関係でどうしても生まれてしまう階段下のスペース。
ぜひ工夫を凝らして、家の中で一番お気に入りの「自慢の空間」に変身させてみてくださいね。