2020.08.28
住宅ローン選びで気になるのが「団信」です。多くの金融機関では保険加入が必須となっています。
団信とは?
団信とは、「団体信用生命保険」の略称で、金融機関で融資を受ける際、契約者を被保険人とし、金融機関を保険金受取人とする生命保険商品の一つです。
殆どの金融機関が団信の加入を融資の条件としています。契約者が万一死亡した場合など、住宅ローンの残債分相当額の保険金が、金融機関に支払われることで債務が返済されるのです。
保険料
一般的に保険料は毎月のローン返済額に含まれていますが、特約分の保険料は金利に上乗せされます。金利が年0.7%の住宅ローンで、特約が+0.3%であればその分が上乗せされ、年1.0%の金利で返済していくことになります。
すでに加入している生命保険
住宅ローンを組む際、すでに加入している保険を見直す方も多いです。加入中の保険内容に無駄がないか見直してみましょう。
団信に加入すれば、生命保険に加入することになり、さらに特約をつければ、病気などで収入が無くなった場合、債務返済の保障を得ることができます。
ただし団信の保険期間は住宅ローンの返済期間のみで、保障内容も住宅ローンの融資残高を完済するのみです。必要であれば住宅ローン以外の保障は他の保険でまかなうことを検討しましょう。