2021.03.10
先日ビックサイトで行われていた太陽光EXPOに参加してきまして、昨今の創蓄システムの動向を見て参りました。
太陽光に関しては国産のモジュールだけでなく海外(特に中国)のメーカー進出が目立っておりモジュール最大出力も450W以上と高出力な商品が並んでおりました。やはり出力はパネル選びをする上で魅力的な一面、海外製品は保証やメンテナンスと言った面で少し不安が残ります。
蓄電池に関しては今後の電気料金の値上げや卒FITに向けた自家消費を謳い各メーカー共競っている印象です。実際住宅の性能向上と消費エネルギー削減は両輪であり、太陽光パネルで創エネした電力を自家消費に回すとしても安定的な電力供給をコントロールするには蓄電池を搭載し、季節・天候に合わせて電力コントロールを行う事で今までの売電収入を主に採用されていた創蓄システムは災害時も含めた自家消費向けにシフトしている印象を受けました。
ただし、まだそのパワコンや蓄電池一つとってみても大型であり、屋外や庭先に置くにはまだまだ存在感が出てしまう点は今後の開発に期待を寄せていきたいと思います。