2022.08.17
最近では洗面室と脱衣室を一室として計画される事が多くなってきて、一室にすることで部屋が広くなり建具で仕切らない分、生活動線としても使いやすくなります。またその広くなった洗面・脱衣室に洗濯物を干すケースも増えてきて、部屋干しスペースとして天井からアイアンのパイプを垂れ下げてハンガーや物干しパイプを取り付ける場面も増えてきています。
ただし注意点としては換気計画をしっかり行う事です。4㎏の洗濯物は脱水後でも約2キロ分の水分を含んでいると言われています。500mlのペットボトル4本分の水分をしっかり屋外に出さなくてはいけません。知らず知らずのうちに壁の中や床下といった見えない部分まで湿気は回っていってしまう為、カビの原因となってしまいます。浴室が隣にある場合は浴室のドアもしっかり締める事も重要になってきます。