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ハザードマップの使い方

2020.10.04

みなさん、こんにちは!

10月に入り秋晴れが続いていて過ごしやすくなりましたね♪

 

何度かご紹介している「ハザードマップ」の使い方について

今日はご説明させていただきます。

 

 

8月末から不動産の重要事項説明にてハザードマップの説明が追加されました。

 

『ハザードマップ』と聞くと、一番に”水害”が出てくると思いますが、

実は他にも種類がございます。

ハザードマップの見方や種類について理解したうえで、

さまざまな災害リスクに備えた物件探しを行っていただければと思います!

 

◇ハザードマップとは?

ハザードマップとは、国土交通省や自治体によってまとめられた、

自然災害のリスクをあらかじめ予見できる資料です。

水害だけでなく、「地震・津波・土砂災害・放射線など」さまざまな自然災害の情報が含まれます。

 

国土交通省では「ハザードマップポータルサイト」として

提供しており、誰でも見たい地域の情報を閲覧できるようにしております。

https://disaportal.gsi.go.jp/index.html

 

購入予定の地域に関する災害情報を予め確認しておくことで、

事前の対策と、エリアの検討をすることが可能です。

 

◇ハザードマップの使い方!

 →見方と種類について!

 

ハザードマップは地域によって発生の可能性のある

災害ごとに作成されており、種類もさまざまです!

 

いくつかピックアップしてご紹介いたします。

 

①洪水ハザードマップ

一番皆様が気にして確認するマップではないでしょうか。

こちらは大雨などの影響で河川が氾濫し、洪水が発生した場合に被害を受ける恐れのあつ地域や、被害の程度が表示されています。

 

想定される浸水の深さによって、床下浸水なのか1階軒下なのか、2階なのかなど自宅付近のひがい程度があ予め予見できます。

 

②内水ハザードマップ

大雨などで内水氾濫が発生した場合に、被害の恐れのある区域や被害の程度が表示されています。

 

雨量が市街地の雨水処理能力を超えて浸水する現象で、都市型水害とも呼ばれるものです。

 

③津波ハザードマップ

津波が上陸し押せ寄せた場合の津波の高さ、第一波到着までの時間、新水域、避難場所と経路などを表示しています。

 

④地震災害ハザードマップ

活断層がどこにあるのか、どのエリアが揺れやすいのかなどを確認できます。

 

自宅の揺れやすいさやどのような揺れが想定されるのかわかるので、不動産の耐震・免震といった対策を検討する使い方にもつながります。

 

上記4つの他にも、土砂災害・火山防災・高潮ハザードマップがある地域もございます。

 

自分が住みたい・住んでいる自治体のHPから閲覧が可能ですので、

是非一度確認してみてください!

 

実際にハザードマップはどうやって使うのか!

 

ハザードマップは、地域によって紙で発行している場合と

HP上で閲覧が可能な2パターンがございます。

 

先ほどご紹介した「わがまちハザードマップ」は、

サイトへアクセスし、見たい地域の住所を入力すると、

浸水が想定されるエリアがその深さごとに色分けされ表示されるようになっています。

色がついているエリアは「洪水浸水想定区域(計画規模)」で、河川整備で基準とする降水量に沿って設定されているものです。

そして河川以外の周囲も含めて想定される、最大の浸水区域を示したものは、「洪水浸水想定区域(想定最大規模)」になっています。

携帯にサイトを保存しておけばいつでも閲覧できるので便利ですね!

 

また、紙のハザードマップも持っておくと便利です。

いざ非難する際に、携帯のバッテリー心配ですよね。

災害用バッグにいれておけば、携帯が使えなくても

避難場所の確認ができますので、紙・ネットの両方備えておくことをおすすめします。

 

いつ何があるかわからないので、しっかり備えておきましょう!

 

この記事を書いたスタッフ