2024.12.03
黒島 千春
皆様こんにちは、設計の黒島です。
本日、目黒区にある茶室にて茶道研修に参加してきました。
講師の土井宗満先生ご指導のもと、
講義や茶席体験を行い、終盤では点前・客両方の立場でレッスンを受けました。
はじめは所作を覚えるのに必死でしたが、
土井先生の興味深いお話を聞くたびに茶道の楽しさを実感しました。
いきなりですが掛け軸に書かれているこちら、
お読みになれますでしょうか?
【雲出洞中明】くもいでてとうちゅうあきらかなり
雲が晴れて洞の中まで光が差し込み明るくなった、という意味です。
なかなかすぐには読めず、正解者も出てきませんでした…。
ですが、それも楽しさの一つであり、
もてなしてくださる側とのコミュニケーションにもなります。
レッスン後にはさまざまな茶碗を見せていただきました。
茶碗以外にも茶器や寿棚、床の間にある掛物、香合、花瓶や花など、
茶会によってしつらえを都度変えていくとのことです。
研修時間はあっという間に過ぎましたが、心穏やかになれました。