2024.10.01
河野 力龍
いつもご覧いただきありがとうございます。
設計の河野です。
ひと昔前であれば、夏場は通風という考えが大きく、いかに風通しの良い気候や風土が考えられた家にするかなどが重要視されてきました。
しかし、ここ最近の夏場は35°を超えることが当たり前で、首都圏などでは、その考えでは難しくなってきています。
狭小地では特に緑を多くした外構も難しいですし、隣地がふさがれているので、風が抜けていかないのが現状です。
しかし、エネルギー消費量を最小限にし、エアコン1台で冷房を賄うことができたら高騰している電気代等の費用も抑えられ、上記のような厳しい敷地条件でも、快適な生活を送ることが可能になってきます。
そのお家の形を可能にしているのがLOHASTA home になります。
エネルギー消費量を最小限にすると前述しましたが、簡単に言うとそれは高気密・高断熱にすることで、冷やしたり温まりやすくするということです。
気密によって熱(温熱・冷熱)が逃げにくく、断熱で外部の熱影響を遮断します。
このことから、夏場であれば冷房入れているのに全然涼しくならないや、冬場であれば部屋が温まらないなどの問題がなくなります。
近年では、断熱の重要性に注目が進んできていますが、これからは気密にもフォーカスしていかないけないと思います。