2024.03.29
大谷 金秀
東京都や国の補助金では断熱性能の基準にプラスして、太陽光パネルの設置が要件となってきています。
太陽光パネルの発電容量については数年前であればできるだけ載せてしまって余剰売電量を増やしていこうと提案をしていましたが、昨今では電気代高騰や売電額の低さから、発電した電気を余らせるのではなく、どれだけ自家消費率を高めていけるかが容量決定の判断基準になってきています。敷地の要件等でパネルが十分設置できない場合は最低限の太陽光パネル搭載として、断熱性能や日射制御から冷暖房負荷や一次エネルギーを抑えていくことを優先した建物形状や仕様とするもの良いと思います。
昨年お引き渡しをさせて頂いたLCCM認定住宅では、太陽光パネルと蓄電池を駆使して、年間自家消費率80%を超えたと報告を頂きました。
どのようにエネルギーを使っていくかそのためにどんな仕様を選択するかお客様のご要望や敷地条件に合わせてご提案させて頂きます。