2022.08.04
大谷 金秀
日野市でまもなく完工を迎える現場です。開放的で立地に恵まれた素敵な雰囲気のお家になりました。
木製の吹き抜け手すりや畳スペースに格子を設けるだけでも、少し日本的、と言いますか建築家の伊礼さん的な雰囲気を感じます(!?)こちらのお家では、お施主様が伊礼先生の書籍を読まれていて、私も学生時代から伊礼先生ファンでしたので照明器具なども伊礼先生の実例でも使われているものをご採用いただきました。
思えば八潮市のLCCM住宅もお施主さまが伊礼先生の書籍を読破されていて、「どの書籍の何ページの事例のこの部分を採用したい」といった具合にお打ち合わせを進めていったことを思い出しました。
これまで、伊礼さんの言葉で「住宅設計をオートクチュールではなくプレタポルテに」という言葉を意識して住宅設計に取り組んできました。完全な注文住宅ではなく、数多くの仕様や工法、設計から、われわれが自信を持ってご提案できるものを標準設計仕様としてご提案するという意味で受け取っていました。
より良いものをより精度を上げながらお客様に提供しづつけていけるように、これからも取り組んで参ります。