2022.10.30
黒島 千春
皆様こんにちは、設計の黒島です。
突然ですが、琉球ガラスというものをご存じでしょうか？
先日お引渡しした案件でこちらを取り入れていましたので、少しご紹介させて頂きます。
琉球ガラスは沖縄県の伝統工芸品の一つです。
100年以上の歴史を持っており、始まりは戦後の資源不足からきております。
駐留米軍から出た廃瓶（コーラやビールなどの色つきガラス瓶）を原料とし、
再生ガラスとして新たに生まれたのが琉球ガラスです。
一般的なガラス製品では気泡が入ってしまうと不良品扱いですが、
再生ガラスは気泡が必然的に入りやすくなっております。
その特徴を魅力の一部とし、
廃瓶を原料としていないものは発泡剤で気泡を生み出しております。
現在では日用品やお土産としてご購入されたり製作体験なども行われ、
幅広い世代に愛されております。
我が家にも琉球ガラスのグラスが沢山あり、一つあるだけでも食卓が華やかになります。
またグラス以外にもランプや置物があったりと形状は様々です。
機会がございましたら、ぜひお手にとってみてください！
この記事を書いたスタッフ